「わかば」と「宮崎弁」と「英語」

KTSFでNHKの「わかば」が始まった。
震災後の神戸と宮崎県日南市の飫肥が舞台となっている。

私は日南ではないが同じ宮崎県出身である。
日本で宮崎が出てくるNHKのドラマが始まったと知り
ちょっとみたいなあ、と思っていたのでちょっと嬉しかった。

ドラマの内容は、話のテンポが悪いし、主人公がまだ力が入りすぎていて
見ていて疲れるので、そんなに面白いと思わなかったが、
たまに出てくる宮崎の風景と宮崎弁には癒される。
宮崎に住んでいた頃はどちらかというと田舎臭くて嫌だと感じていたのに
15年前に就職の為上京し、さらにアメリカまでやってくるにつれ
田舎臭いのも悪くないと思うようになってきた。
ほんとに、故郷って「遠くにありて思うもの」なり。

こういうドラマの方言って、ジモティが聞くと「ちょっと違う」感が否めないものだが
わかばに出ていた斉藤慶子は完璧だった。
地元出身だからあたりまえといえばあたりまえだけどね。
ちなみに私の宮崎弁はめちゃくちゃになっている。
実家と電話で話していても、きちんとした宮崎弁ではなせなくなっている。
東京に出て標準語に近づこうと努力したのが仇になったのかもしれない。

宮崎弁の特徴はアクセントが平坦であることである。
したがって上京してから一番私を悩ませたのは「雨」と「飴」や「箸」と「橋」のように
アクセントで意味を変える言葉であった。
しょっちゅう同僚に訂正されていた記憶がある。
語尾に「~しちょっちゃが(~してるのよ)」みたいに小さい「っ」が入ることが多い。
宮崎弁に慣れていない人から
「宮崎弁はちゃちぃちゅちぇちょでしゃっべてるの?」といわれたこともある。
言葉を強調するのに「てげ(とても)」というのがついたりする。
とてもおどろいたことを「てげおどろいた」、
とてもとてもおどろいたときは「てっげおどろいた」
という風に比較級、最上級みたいな変化をするものもある。

上京してしばらくは自分の言葉を標準語に近づけるために、
テレビのアナウンサーが話しているのをまねしてみたり
新聞を声を出して読んだり、同僚の話し方を研究してみたりして
「密かに努力」していた。
でもこんな努力をしているなんて恥ずかしいと思っていたので
決して周りの人には話せなかった。
そういえば、入社してすぐに会社のいけすかない上司から
「何話してるかぜーんぜんわからないよ」と言われたこともあった。
その時すごく腹が立ったのが密かな努力のきっかけになったのかもしれない。
努力のかいもあってか現在私が話しているのを聞いて宮崎出身と気付く人はまずいない。
デーブスペクターの日本語くらい達者に標準語を話していると思う(笑)。

ところで、英語も同じように上手くなるときがくるのだろうか?
標準語のときと同じように努力しているかと問われると残念ながら「NO」である。
ESLには通っているが自宅で復習をするわけでもなく
英字新聞を読んでいるわけでもない。
テレビを見ていてわからない単語が出てきても
夫に聞くか、よほどのことが無い限り辞書を引くのが面倒でそのままにしている。
たぶん「到達目標が遠すぎる」からかなあ、と自己分析している。
標準語はなんだかんだ言っても同じ日本語だったからね。

とはいえ、渡米当時の私よりは
少しずつ進歩していることは確かなので
ダイエットと同じで地道にがんばるしかないですな。

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