クラスメイトの訃報

ESLのクラスメイトのGさんが亡くなった。
糖尿病からくる諸症状に悩まされ、数ヶ月前に入院し、
ついに帰らぬ人となってしまった。

Gさんは70歳位の韓国人男性で、
フォスターシティ内に住む息子さん夫婦のところと
自分の会社がある韓国とを行ったり来たりする生活をしていた。
会社の方は、既に後続に譲り本人は悠々自適に過ごしていたようだ。

Gさんは小学校低学年まで日本で生活をしていたため、
日本語がかなり流暢に話せた。
もちろん、語彙は小学校低学年レベルの日本語なのだが
50年以上もそれを覚えていて話せるのはすごいと思う。

物怖じしない性格で、(年配の男性にこういう言い方は失礼なのかな?)
授業中もどんどん発言するし、思いこみで話すことも多々あったが
間違いを指摘されても全然へこんだりしないし、
歌の上手な、気遣いのある紳士だった。

日本人のクラスメイトにもどんどん、日本語で話しかけてくれて
日本語で説明できなくなると、英語に切り替えて話してみたりして
とってもユニークだった。

Gさんはビザウェーバーだったので、アメリカ滞在は最大3ヶ月。
そろそろ3ヶ月になるなあというころになると、
「私、そろそろ韓国に帰りますね。アメリカは嫌いだからいつ戻ってくるかわかりません。」
と必ず言って韓国に戻り、数ヶ月後にはひょっこりと
いつもの座席に座って平然と授業を受けていた。

私だけなく、みんなあたりまえのようにGさんが戻ってくると思っていたから
いつもより長い帰国に、どうしたのかな~、担任が変わったから
嫌になったのかな~などとのんびりとアメリカに来るのを待っていた。

でも、Gさんは戻ってこなかった。
これからも戻ってくることはない。

正直なところ、亡くなった場所と距離があるため、
Gさんの死があまり実感できなかった。
でも昨日、Gさん宛の(実際はGさんのご遺族あての)お悔やみカードを
書くことになり、本当に亡くなったんだ・・・と思った。

実はGさんはちょっと私の父に似ている。
だからよけいに悲しいのかもしれない。

近くてもあまり知らなかった韓国のことをいろいろ教えてくれて、
韓国という国に親近感をわかせてくれたGさんのことを
私はずっと忘れずにいようと思う。

Gざんのご冥福を心からお祈りします。

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